心が軽くなる魔法のブログ

アラフィフ、人生の折り返し地点を過ぎました。今まで頑張って生きてきたけど、これからは楽しくワクワクすること、好きなことを探して生きていくブログです。

子どもへの希望は親の期待と欲

うちの子どもは二人。

 

息子は3歳のときに

軽度の知的障害と発達障害と診断されました。

 

生まれた時はそりゃ自分の子どもに希望を持ったよ。

どうぞ健康ですくすくと育ってほしい。

それからスポーツ万能で勉強もがんばれと期待した。

 

でも3歳で発達障害と診断され、私の期待はぶちこわれた。

不幸のどん底のような気持になったけど

生まれた時は健康で元気でいてくれたら・・

それだけが希望だったのにね。

「欲」がでてくるのです。

 

3歳のときにだだっ広い、自然公園で迷子になった息子。

息子の名前を叫んでもどこにもいなかった。

そのときは神様に

「自閉でもなんだもいいから

どうぞ無事に私の息子を見つけてください。」とお願いした。

命があればそれでいいと。

 

それから学校へ行くようになり

無事に高校卒業までできて

今の私の希望は

自立して働けますように。になった。

 

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娘も生まれるときは息子と同じように

五体満足で生まれてきますように。

健康であればそれでいいと願いました。

 

娘は小さいときは何も心配事がなく、いい子でした。

私を困らせるようなことを言ったりしなかったのです。

 

そんな娘に期待して

小学校から塾に通わせて

勉強がんばって、いい高校、いい大学に行って

いい就職先で働いてほしいと、

「欲」がでました。

 

娘は中学2年になったときに

不登校になりました。

私の期待は音をたててくずれました。

私は「どうか学校だけは行ってほしい。」

と願っていました。

 

その時の娘は布団にくるまって鬱のようになり。

精神科にも行き薬を処方されました。

 

私は今にも死んでしまいそうな娘を見て

「学校なんか行かなくてもいいから

どうか元気になってほしい」と願った。

 

今では心身ともに元気になり高校生になりました。

 

 

 

親って勝手だね。

健康だったら、命があったらそれでいいと思ってたのに

「欲」がでて自分の期待にこたえる子どもでいてほしいと

思ってる。

子どもがなりたいのじゃなくて

親が自分の描く理想の子どもになってほしいと期待をする。

 

 

ほんとうは勉強とかスポーツとかどうでもよくて

なんなら病気でも障害でもよくて

 

子どもが自分らしく生きること

ありのままの自分のことが好きだと思えること。

そんなふうに育ってくれることが大切。

 

親が子供にできることは

どんな子どもでも受け入れること。

 

そのためには

子どもたちにどんなことがあっても

認めて受け入れて

いるだけで大切な存在なんだと

自己肯定感の高い子どもに育てることだと。

 

こんな期待ばっかりしてた私も

子育ての本質に

もうそろそろ子育て卒業って直前にきづいて

ギリギリセーフだったかも(^▽^;)

 

子育ては親育てなのです。